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RITとコーロン、提携交渉決裂か


ニュース 電子 作成日:2007年9月29日_記事番号:T00002895

RITとコーロン、提携交渉決裂か

 
 有機発光ダイオード(OLED)のライ宝科技(RITディスプレイ)と韓国コーロングループの提携交渉が決裂したとの観測が浮上している。RITの親会社、ライ徳科技(ライテック)は昨年、70%を出資するRITをコーロングループのOLED部門と合併させ、新会社を設立する構想を明らかにしていた。29日付工商時報が伝えた。

 構想によれば、ライテックはコーロングループとの合弁会社が来年3~4月に設立された段階で、RITへの持ち株比率を20%まで引き下げる予定だった。しかし、RITが最近、6億2,000万台湾元(約21億7,000万円)の増資を行い、ライテックが同比率を再び55%まで引き上げたことから、提携交渉が決裂したとの見方が広がっていた。

 ライテックは「双方の接触は続いている」としているが、提携交渉は進展していないもようだ。RITは累積赤字が30億元に上り、運転資金を確保するため増資が避けられなかった。