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澎湖諸島で口蹄疫、ブタ約1千頭を殺処分


ニュース 農林水産 作成日:2011年3月24日_記事番号:T00028965

澎湖諸島で口蹄疫、ブタ約1千頭を殺処分

 行政院農業委員会(農委会)動植物防疫検疫局に入った連絡によると、澎湖県馬公市の養豚場で飼育されているブタが家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)に感染していることが23日までに確認され、直ちに969頭の殺処分が行われた。農委会は澎湖県からの偶蹄(ぐうてい)類の動物(ウシ、ブタ、ヒツジ)の搬出を禁止した。24日付中国時報が伝えた。

 問題のブタは、22日に食肉市場に出荷されたもので、30頭から口蹄疫の典型的な症状である水泡が見つかるなどしたことから、直ちに関係当局に通報され、感染が判明した。

 澎湖島では過去5年にわたり、口蹄疫の発生はなかった。当局は現在、感染源の特定を進めるとともに、澎湖県内の家畜に対する口蹄疫ワクチンの接種再開を検討していく方針だ。

 澎湖県で飼育されているブタは県内で消費され、台湾本島には出荷されていないという。