ニュース 商業・サービス 作成日:2011年3月24日_記事番号:T00028968
消息筋によると、上海、北京市民による台湾への自由旅行を早ければ5月にも解禁する方向で中台間の交渉が進んでいるもようだ。24日付経済日報が伝えた。
台湾の海峡両岸観光旅遊協会(台旅会)と中国の海峡両岸旅遊交流協会(海旅会)は今月16日から18日にかけ、香港で中国人の台湾への自由旅行に関する交渉を行った。消息筋は「双方は主に中国人観光客の不法滞在問題について話し合い、主張の隔たりは狭まってきたが、細部の交渉はまだ残されている」と説明した。
中国人自由旅行客の受け入れ枠は、中台間の合意には明記しないが、台湾側は実際の状況に応じ付属措置を講じ、現時点では毎日500人までとする案が有力となっている。将来的には戸籍地や人数に関する制限の緩和を検討していく。
一方、金門、馬祖への中国人の自由旅行を4月1日から解禁する計画については、中国側の同意がまだ得られておらず、予定通り解禁できるかは微妙な状況となっている。金門、馬祖への中国人の自由旅行に際しては、戸籍地や人数に制限を設けないが、両地経由で台湾本島に渡航することはできない。
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