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統一実業、中国にPET飲料工場


ニュース 食品 作成日:2011年3月24日_記事番号:T00028973

統一実業、中国にPET飲料工場

 統一企業集団(ユニプレジデント)傘下のブリキ原板メーカー、統一実業は23日、6,000万米ドルを投じて中国・福建省漳州市と四川省成都市にペットボトル飲料および包装材の一貫工場を設置することを董事会で決議した。グループの中国飲料市場での展開に足並みをそろえるだけでなく、同社自体も受託生産市場を開拓することで中国内需の商機を狙う。24日付経済日報が伝えた。

 統一実業は新会社、「漳州統実包装」と「成都統実包装」(社名は両社とも暫定)を設立し、ペットボトル生産、加熱充填(じゅうてん)、無菌充填の一貫ラインを設置、さらにペットボトル用キャップ、ポリ塩化ビニル(PVC)ラベルの生産も行う。各工場とも初期年産能力を5億本とし、1年以内の生産開始を目指す。なお、同計画には経済部投資審議委員会(投審会)の認可が必要となる。

 証券会社は、「統一集団は昨年より大陸(中国)飲料市場での展開を積極化し、市場シェアも拡大しているため、財務状況の安定している統一実業が今回投資することになった」と指摘した。