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高級輸入車の販売大幅増、ぜいたく税導入前の駆け込み需要


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年3月24日_記事番号:T00028980

高級輸入車の販売大幅増、ぜいたく税導入前の駆け込み需要

 レクサス、メルセデス・ベンツ、BMWといった高級輸入車の販売が今年、前年同期比70%以上の急増を見せている。今年7月から「ぜいたく税」が導入されることを見越した駆け込み需要で、今年通年でも高級輸入車市場は少なくとも10%の成長が予測されている。24日付工商時報が伝えた。

 BMW台湾総代理店、汎徳の黄旭総経理によると、高級車に課せられるぜいたく税の詳細は決まっていないが、300万台湾元(約821万円)以上の自家用車に課税されることは確定的だという。このため同社では、課税対象となる300万元以上の車種を、できるだけ多く台湾に前倒しで輸出するようメーカー側に求めている。

 黄総経理は、ぜいたく税の影響について「導入当初は高級車の購買力は低下するが、2カ月もすれば回復する」と楽観。今年通年のBMW販売台数8,300台を目指すと語った。