ニュース 電子 作成日:2011年3月24日_記事番号:T00028982
韓国の液晶パネル市場調査会社、ディスプレイバンクによると、2010年の中国液晶テレビ用パネル市場で、台湾メーカーのシェアは前年から5ポイント拡大し52%となり、同3ポイント縮小した韓国メーカーとの差を拡大してトップを維持した。昨年、中国の液晶テレビ販売規模は3,900万台で、世界シェア21%に達し、北米市場の19%を上回って世界最大の液晶テレビ市場となった。今年はさらに18%増の4,600万台が見込まれ、奇美電子(チーメイ・イノルックス)や友達光電(AUO)の出荷増に貢献しそうだ。24日付経済日報などが伝えた。
昨年の中国テレビ用パネル市場におけるメーカー別シェアは、奇美電が32%で首位、これにLGディスプレイ(LGD)の21%、サムスン電子の18%が続いた。
なお中国6大テレビブランドが調達するテレビ用パネルは26%が半製品の液晶セル(オープンセル)となっている。大手テレビブランドが自社による液晶パネルの後工程モジュール(LCM)工場の建設を進めたためで、昨年台湾パネルメーカーから6大ブランドに出荷したパネルでは、液晶セルが46%に上った。
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