ニュース 金融 作成日:2011年3月25日_記事番号:T00028999
行政院金融監督管理委員会(金管会)の陳裕璋主任委員は24日、立法院財政委員会の代表質問で、政府系金融機関同士が合併した場合、民営化を目指すべきとする方針を表明した。25日付経済日報が伝えた。
政府系金融機関の再編をめぐっては、大型の政府系銀行が合併し、市場支配力を増せば、金融業界の民営化を図る政策方向に逆行するとの指摘があった。
陳主任委員は「民営化は目的を見極めなければならないが、政府系銀行の民営化で経営や人事面で柔軟性が増すならば支持する」と述べた。
陳主任委員はまた、「台湾の金融機関は数が多い上、同質性が高く、店舗も密集している。合併が競争力の強化につながるのは確かだ」と述べ、相乗効果が得られる金融機関同士の合併を今後も奨励していく考えを示した。
一方、李述徳財政部長は、第2次金融再編の反省を踏まえ、「小規模銀行による大規模銀行の合併や民間銀行による政府系銀行の合併は避けるべきだ」と指摘した。
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