ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年3月25日_記事番号:T00029004
韓国・現代自動車(ヒュンダイ)の台湾代理店、南陽実業を傘下に持つ三陽工業(SYM)は、日本車販売各社で東日本大震災による重要部品の供給に懸念が出る中、台湾唯一の韓国車販売業者である同社は影響を受けず、第1四半期の新車販売台数で50%の成長が見込めそうだ。同社は「ix35」、「ソナタ」など人気車種で、現代自動車からの関連部品の調達を倍増させている。25日付工商時報が伝えた。
現代自動車の新型「i10」。若者を中心とした新たな顧客層開拓を目指す(南陽実業提供)
南陽実業は24日、現代自動車の小型車「i10」新モデルを発表した。円高に伴い日本車で値上げが相次ぐ中、「i10」は輸入車の中で最安の39万9,000台湾元(約106万円)と据え置いた。今年は前年比倍増となる販売台数1,500台を目指すとした。
賴瑞龍・南陽実業総経理は、「当社に震災の影響はまったくない」と述べ、今年の販売成長に自信を見せた。
三陽工業はバイク販売も好感しており、今年の台湾バイク市場規模を70万台、自社の販売台数を20万台へとそれぞれ上方修正した。
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