ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年3月25日_記事番号:T00029005
日産自動車の台湾総代理店、裕隆日産汽車は24日までに、東日本大震災による被害を受け、世界規模で相互補完体制を敷き、サプライチェーンの維持に努めていることを強調した。特に日本からの輸入に依存しているエンジンについては、他国の工場からの調達に切り替えることも検討していく方針だ。。25日付経済日報が伝えた。
裕隆日産は日産車の販売と受託生産を行っており、昨年は台湾製3万6,000台、輸入車2,600台を売り上げた。今年も1月の7,000台をはじめ、3月も3,000~4,000台の販売が見込まれるなど売れ行きが好調だ。
裕隆日産は「部品には在庫があり、現時点で生産は正常だ」としているが、エンジンは日本からの輸入に依存しており、東日本大震災によるエンジン工場操業中断の影響を受ける可能性が出てきた。ただ、同型エンジンは日産の他国の工場でも生産されているため、調達先を変更することが可能だという。
これに関連し、日産自動車のカルロス・ゴーン最高経営責任者(CEO)は23日、ブルームバーグの取材に対し、東日本大震災の影響で今後の稼働に懸念がある部品メーカーが40社程度あることを明らかにした。
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