ニュース 電子 作成日:2011年3月25日_記事番号:T00029008
光ディスクドライブ大手の建興電子科技(ライトンIT)が24日発表した2010年の連結売上高は587億6,000万台湾元(約1,600億円)で過去最高を記録するとともに、純利益も31億3,000万元で前年比66%の大幅成長を遂げた。利益増は薄型ドライブとゲーム機向けドライブの出荷好調と、材料コストの抑制が要因で、利益率も09年の18.9%から昨年は19.5%に上昇した。25日付蘋果日報などが伝えた。
ライトンITの売上高の70〜80%を占めるIT(情報技術)製品向け光ディスクドライブ製品のうち、09年に参入した薄型ドライブは現在50%を占めるまでに成長。世界シェアも20%以上で2位となっている。同社は今後の見通しについて、「薄型ドライブには成長余地があり、今年は2けたの出荷成長が見込める」と説明した。
また昨年は自動車向けドライブも前年比30%の売上成長を遂げ、業績に大きく貢献した。今年も同製品は20%の増収を目指す。
なお同社は同日の董事会で、ハンガリーに設立していた子会社を解散し、自動車向け製品の生産拠点を同地から中国広東省・広州市に移転することを決議した。
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