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工研院と創新工場など、通信関連の起業を支援


ニュース 電子 作成日:2011年3月25日_記事番号:T00029009

工研院と創新工場など、通信関連の起業を支援

 工業技術研究院(工研院)傘下の創新工業技術移転、中国のインキュベーション(起業支援)会社、創新工場(イノベーション・ワークス、北京市)、米WIハーパー・グループは24日、通信関連の起業人材を育成する新会社「TMI−Labs創意工場」を設置すると発表した。25日付工商時報などが伝えた。

 創新工場の創業者で、元グーグル大中華圏総裁の李開復氏は「創意工場の経営陣は投資先を自主的に決定できる。創新工場などは資金提供と中国市場に関する支援などを行う」と説明した。

 近年台湾の通信業者は、中国市場を重視しており、中華電信は既に創新工場への投資を発表している。中国の創新工場と台湾の創意工場は今後、通信業界における中台交流のプラットフォームとしての役割を果たす見通しだ。

 李氏はまた「今後最善の投資先はハードウエアではなく、インターネット、ソフトウエア、新メディアとなる」と強調した。巨額の投資が必要となるハードウエアとは異なり、少額の投資で大きな収益が上げられることが理由だ。

 これに関連し、ブログポータルサイト「無名小站」の創業者、林弘全氏ら4人はインターネット関連のベンチャー投資ファンド運営会社「網路創業投資平台」を設立した。ファンドの規模は約700万米ドル。