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台湾DRAMメーカー、7月に供給量半減も


ニュース 電子 作成日:2011年3月25日_記事番号:T00029013

台湾DRAMメーカー、7月に供給量半減も

 東日本大震災の影響で、日本からのシリコンウエハー供給が悪化した中、25日付電子時報によると、台湾のDRAMメーカーは顧客に対し、「ウエハー不足が続けば、7月にはDRAM供給量が50%減る可能性がある」と通知したもようだ。さらにメモリー業界関係者は、DRAMの生産サイクルが2〜3カ月であることから、現在台湾DRAMメーカーのウエハー在庫は4月生産分までしか残っていないとみている。

 こうした状況の中、サムスン電子は最近DRAM契約価格を引き上げ、3月下旬で平均3%の値上げとなっている。一方、スポット価格に目立った反応は見られないが、本来契約市場に比べて価格が高いことから4月に契約価格がさらなる上昇を見せれば、スポット価格にも影響が及ぶ可能性は高い。