ニュース 運輸 作成日:2011年3月28日_記事番号:T00029024
中華航空(チャイナエアライン)の張家祝董事長は25日、4月1日より日本線の調整を行い、毎日1便運航している台北(桃園国際空港)〜札幌(新千歳空港)便を週2便に削減することを明らかにした。震災の影響で北海道に行く乗客が減っていることを理由に挙げた。また東京線や宮崎線などでも旅客機の小型化を検討中だ。26日付中国時報などが伝えた。
今後の見通しについて張董事長は、「地震による影響は短期的」としながらも、現在の航空券価格は航空燃油コストを全体の40〜50%とし、国際原油価格を80米ドルとして設定しているが、既に原油価格は105米ドルに達しており、「第1四半期の利益は厳しいものになる」との見通しを示した。
ただ一方で、バンコクなど東南アジア線は乗客数が増加しており、4月から増便する。
また、中台便に関しては現在上海や北京など17地点で運航しており、運航地点および増便を計画している。張董事長はさらに、中国人客による台湾での自由旅行の次なる一歩として、「台湾経由の他国行き航空便の開放」への期待を述べた。
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