ニュース 社会 作成日:2011年3月28日_記事番号:T00029026
中国大陸からの強烈な寒気団の南下により、先週末は台湾の3月とは思えない寒さとなった。玉山や合歓山では27日、過去10年で最も遅い時期の積雪が観測され、合歓山の積雪量はきょう28日早朝までに50センチメートルに達した。また、新北市淡水区では最低気温が27日に10.5度、28日早朝はさらに9.3度まで冷え込んだ。なお、台北気象台の統計によると、3月1日〜26日の平均気温は16.18度にとどまり、1971年以降で最も寒い3月となった。28日付聯合報などが伝えた。
合歓山では路面にも雪が7〜10cm積もった。タイヤチェーンを付けずに雪見に来た無謀なドライバーも(中央社)
中央気象局によると、今年の寒さの原因は、エルニーニョ現象の影響で南シナ海、フィリピン付近に形成された低気圧が大陸からの寒気団を呼び込んだためと説明した。
27日は台湾中部でも最低気温11〜12度、南部でもわずか13度にとどまり冷え込みは全土に広がった。この影響で各地の温泉地、火鍋店は大盛況となった。
なお気象局は、31日からは気温が28〜30度まで急激に上昇すると予測、4月2〜5日の清明節連休も気温は27度以上が見込まれるが、空模様は曇りがちで、特に山間部は局地的な霧の発生が起こりやすいとして注意を呼び掛けている。
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