ニュース 商業・サービス 作成日:2011年3月28日_記事番号:T00029028
東日本大震災の影響で日本人客の減少が目立つ中、台北市の観光ホテルでは客室稼働率を上げるため、低価格をうたった販促キャンペーンを相次いで打ち出している。ホテル業者は、今回のキャンペーンで「稼働率は少なくとも10%は上昇する」と見込んでいる。28日付経済日報が伝えた。
台北君悦大飯店(グランドハイアット台北)は大家族を対象に、2部屋目を半額とするキャンペーン(4月末まで)を実施。台北晶華酒店(グランド・フォルモサ・リージェント・タイペイ)では1泊6,000台湾元(約1万7,000円)の部屋に宿泊すれば、レストランやSPAなど宿泊料と同等の消費券がもらえる(6月17日まで)。
またホテル業者は、販促キャンペーンに加え4月から中華民国対外貿易発展協会(外貿協会、TAITRA)が開催する自動車関連の大型展示会が、客室稼働率が上昇を後押しすると期待している。
しかし市場では、近年台北市内にホテルが増え過ぎて市場が飽和状態になっており、さらに日本人客の大幅減に対し、台湾人客の成長がそれほど大きく伸びていないとして、4月の平均客室稼働率は70%、平均宿泊料は前月比で下落すると予測されている。
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