ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年3月28日_記事番号:T00029035
28日付工商時報によると、メルセデスベンツやBMW、ポルシェなどのドイツ高級車メーカーで、台湾製部品の採用が進んでいる。欧州では人件費などのコストが高い上、通貨ユーロが値を戻し、コスト抑制のためアジアでの関連部品調達が必要となっているが、特に品質や開発力が高く、対応の素早い台湾メーカーが重用されていると同紙は指摘した。
現在、ドイツ高級車に部品を供給する台湾メーカーは、▽鍛造部品の巧新科技工業(スーパーアロイ・インダストリアル、SAI)▽エンジン用ギアの和大工業▽電子システムの同致電子企業▽車載整流ダイオードの朋程科技(アクトロン・テクノロジー)▽サンシェード(日よけ)の皇田工業──など。電動モーターの富田電機(フクタ)やバイク最大手の光陽工業(KYMCO)は駆動システムが米テスラモータースやBMWの大型バイクに採用されている。
台湾の部品メーカーは小さな域内市場で激しい競争にさらされ、厳しい経営環境の中にあるが、これが他にはない極めて柔軟な対応力をもたらし、少量ながら多様な展開を求める高級車メーカーへの供給を可能にしたようだ。
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