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エイサーQ1PC売上予測、10%減に大幅下方修正【図】


ニュース 電子 作成日:2011年3月28日_記事番号:T00029039

エイサーQ1PC売上予測、10%減に大幅下方修正【図】

 宏碁(エイサー)は25日、パソコンの第1四半期売上高予測を当初の前期比3%増から10%減へと大幅に下方修正した。欧米のノートPC需要減が要因とのみ説明し、東日本大震災の影響については言及しなかった。また同社は第2四半期の出荷についても、従来の今期比10%成長から横ばいに修正した。26日付工商時報が伝えた。

 エイサーは当初、欧州での暴風雪の影響や米国の消費低迷から2〜3月には抜け出すとみて、今期は前期比増収を予測していた。インテルのチップセットに不具合が発覚して新製品の出荷に遅延が起きたものの、これまで受託メーカーへの発注状況や、小売市場の在庫に大きな問題は見られなかったことから、今回の下方修正はPC業界に衝撃を与えている。

 なお、第2四半期については同社は、「3月に出荷を開始したタブレットPCが、来期はさらに販売機種を増やすためさらなる出荷増が期待できる」とのみ説明し、売上高予測の下方修正理由については触れず、「4月末の業績説明会で産業の現況について詳細な説明を行う」と表明した。