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馬氏の直航公約、大陸委が批判


ニュース 政治 作成日:2007年10月1日_記事番号:T00002904

馬氏の直航公約、大陸委が批判

 
  中国国民党(国民党)の総統選挙候補者である馬英九氏が、中台関係に関する選挙公約として、当選後直ちにチャーター便の週末運航の定期化や、離島の小三通の全面拡大、1年以内の直航協議の妥結などを掲げていることに対し、陳明通行政院大陸委員会主任委員は9月30日、「両岸(中台)のチャーター便や観光客の開放については現在協議を行っているところであり、政府は台湾が矮小化されないよう主体性を守らなければならない。協議を経ずに(直航を)直接実施するのであれば、それは投降ではないか?」と馬氏の姿勢に疑問を示した。

 陳主任委員はまた、チャーター便や観光客来台に関する技術的的問題はすでに中台双方で合意に達しており、残るは政治に関する問題だけで、仮に中国側が不必要な政治的前提を設けなければ、チャーター便も観光客来台もすでに結果が出ていたと強調した。1日付自由時報が報じた。