ニュース 電子 作成日:2011年3月28日_記事番号:T00029046
中美矽晶製品(シノアメリカン・シリコン・プロダクツ、SAS)は、4月中にサファイア基板工場を新竹に設置することを発表する予定だ。来年第1四半期の生産開始の予定で、同工場の稼働により月産能力50万枚のサファイア基板生産で台湾最大手となる。また、半導体向け業務に集中するため、サファイア基板事業を100%子会社として分割することも検討している。28日付経済日報が伝えた。
SASのサファイア基板月産能力は現在9万枚。近く設備14台搬入して同14万枚に引き上げ、6月末には18万枚に倍増する予定。来年第1四半期に設備50台となった段階で、50万枚に増える見通しだ。
サファイア基板は、発光ダイオード(LED)バックライトの液晶テレビが今年シェア5割を超える見込みや、LED照明の普及によって需要が増えている。さらに東日本大震災と原発事故によって、供給量が世界全体で6%減少する見通しのため、業界各社が生産拡大を計画している。
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