ニュース 金融 作成日:2011年3月29日_記事番号:T00029057
中華開発金融控股は28日、宝来証券に文書で合併を申し入れた。文書には合併条件、価格、合併方式、従業員に対する保障、経営の主導権などが盛り込まれているという。29日付経済日報が伝えた。
開発金控は合併申し入れを董事会で決議した上で、陳木在董事長が自ら宝来証券の林孝達董事長と同社の財務コンサルタントのモルガン・スタンレーに対し、申し入れ文書を手渡した。
条件は▽価格は宝来証券の現在の株価に10%程度の上乗せ▽代金は現金と株式交換各50%の組み合わせで支払う▽宝来証券の従業員に対する保障を3年間変更しない▽証券部門は宝来証券の経営陣が主導権を握る▽3年間は開発金控と関係が深い凱基証券(KGI)との合併について協議しない──などとなっている。
一方、元大金融控股も29日に董事会を開き、宝来証券に対する買収提案について協議する見通しとされ、今後は開発金控と元大金控が宝来証券をめぐり、綱引きを展開する構図となりそうだ。
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