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高鉄先頭車両の商標登録、高等法院が却下


ニュース 運輸 作成日:2007年10月1日_記事番号:T00002906

高鉄先頭車両の商標登録、高等法院が却下

 
 台湾高速鉄路が、「700T型列車の先頭車両は独自の識別性を持つ」として、立体商標指定と、玩具、書籍、衣服など百種類に及ぶ商品またはサービスにおける独占的な使用を経済部智恵財産局(智財局)が認めるよう提訴していた裁判で、台北高等行政法院はこのほど、「高鉄の先頭車両は一般の鉄道の先頭車両との区別は難しい」として、高鉄の訴えを退ける判決を下した。1日付経済日報が報じた。 

 高等行政法院の裁判官は、「700T型の車頭は日本の新幹線E2-1000系や400系などと類似し、ドイツやフランスのリニアモーターカーともデザインのコンセプトが似ており、消費者はこれを一般的な車頭と認識し商標とは見なさない」と判決理由を語っている。高鉄は2005年、智財局に商標としての登録申請を行ったが却下され、これを不服として提訴していた。