ニュース 建設 作成日:2011年3月29日_記事番号:T00029061
国泰人寿保険(キャセイライフ)が台北市の信義計画区に7年にわたり保有している「A3区画」(面積3,610坪)に百貨店業界が高い関心を示している。29日付工商時報が伝えた。
A3区画は、フォーシーズンズホテルの建設計画が頓挫した後、商業施設とオフィスビルを建設する方向で計画が変更された。商業施設を建設した場合、売り場面積は台北101ビルに次ぐ1万2,000坪に達するだけに、新光三越百貨、統一阪急百貨などが関心を示しているもようだ。
このうち、新光三越は天母店で国泰人寿保険と提携関係にある。また、統一阪急は昨年10月に信義開発区に開店して以降、わずか3カ月で利益を計上するなど業績が好調で、今年6月の中国人観光客に対する自由旅行解禁を控え、店舗拡張を視野に入れている。
信義計画区では、統一阪急の開店で客足が全体として伸びており、他店も含めた相乗効果が顕著だ。A3区画にも百貨店が建設された場合、同計画区では5つ目の百貨店となる。
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