ニュース 食品 作成日:2011年3月29日_記事番号:T00029063
健康食品で知られる「白蘭氏(Brand's)」ブランドは4月、ツバメの巣の健康飲料を7~8%値上げする。同ブランドがシェア約55%を占めるツバメの巣・台湾市場規模は年間15億〜20億台湾元(約42億〜55億円)で、成長率1割以上だ。ライバルの「老行家」「華斉堂」も昨年15%以上値上げしている。29日付工商時報が伝えた。
白蘭氏をアジアで展開するのは、サントリー傘下、シンガポールのセレボス・パシフィック。値上げは、包装に使用する紙箱やガラスなどのコスト上昇に加え、同社がツバメの巣を輸入するタイの通貨バーツ上昇が理由だ。
同社は今年「花旗参燕窩(ニンジン・ツバメの巣)」を発売して、3割成長を目指す。既存商品は「冰糖燕窩(70グラム12本入り、2,360元)」と「純品官燕窩(70グラム6本入り、1,580元)」の2シリーズ。ツバメの巣は、36~45歳の女性の美容食品として、四物(4種生薬配合の漢方薬。冷え性や月経不順を改善するとされる)と並び人気が高い。
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