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レンジエクステンダー電動バス、デルタなどが企業連盟設立


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年3月29日_記事番号:T00029068

レンジエクステンダー電動バス、デルタなどが企業連盟設立

 レンジエクステンダー式電気自動車(EV)バス研究開発(R&D)連盟が経済部技術処の掛け声の下、台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)、成運汽車製造など関連会社によって設立された。関連技術の開発に10億台湾元(約28億円)以上を投じ、2012年にレンジエクステンダー動力システムを開発し、13年上半期にレンジエクステンダー式電動バスを完成させる計画だ。29日付工商時報などが報じた。


張訓海デルタ総経理(左)はバッテリーや充電器、駆動モーターなどで協力すると語った(28日=中央社) 

 レンジエクステンダー式電動バスは成運汽車製造による商業化後、15年には市場シェア15%を占め、年産額35億元を生み出すと見込まれる。

 呉明機・技術処長は、台湾バス産業の年産2,200台の大部分は完成車の輸入や輸入後組み立てのみで、動力システムも海外の技術が多く、産業発展の足かせとなっていたと指摘。メイドイン台湾を推進し、レンジエクステンダー式電動バス技術を確立することで、環境保護にも貢献できると期待感を示した。