ニュース 社会 作成日:2011年3月30日_記事番号:T00029082
東京電力福島第1原発の放射能漏れ事故を受け、韓国、中国広東省、香港、フィリピンなどで大気中から微量の放射性物質が観測されていることについて、原子力行政を担当する行政院原子能委員会は29日、台湾全土の30カ所の観測地点で放射性能観測値に異常は見られないと説明した。30日付聯合報が伝えた。
一方、中央気象局の予測によれば、福島第1原発で放出された放射性物質が台湾付近に近づくのはあさって(1日)と推定されるが、直接の影響はないと指摘した。
中央気象局気象預報中心の林秀雯副主任は「日本からの放射性物質を含むちりは、高層大気で偏西風に乗り、米国を越え、大西洋、欧州、中国に達するが、こうした大気の流れは直接台湾に向かっているわけではない」と説明した。
外電報道によると、韓国では放射性物質「ヨウ素131」が年間許容値を下回る微量検出されたほか、香港天文台は29日、極めて微量のヨウ素131が26日に観測されていたことを明らかにした。
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