ニュース 運輸 作成日:2011年3月30日_記事番号:T00029088
海運大手、陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)が180億元(約500億円)を投じて開発した高雄港第6コンテナターミナルで29日、埠頭(ふとう)の正式供用が始まった。陽明海運の盧峰海董事長は、同ターミナルの運営を手掛ける高明碼頭装卸について「2年目の黒字転換が目標」と語った。30日付経済日報などが伝えた。
昨年10月から試験運用が行われ、正式供用となったのは第1期計画部分で、1万3,000TEU(20フィートコンテナ換算)クラスのフルコンテナ船が停泊可能な深水埠頭を備え、さらに1万TEUクラスのコンテナ船2隻で同時に作業できる。
盧董事長は同埠頭の今年のコンテナ取扱量を100万TEUと予測、さらに2013年末に完成予定で既に着工している第2期部分を加えれば、取扱量は計280万TEUに達すると語った。
盧董事長はまた、中国の招商局集団や中国遠洋運輸集団(COSCO)などが第6ターミナルの投資条件を好感して高明碼頭装卸に出資する意向を示しており、実現すれば同社は中国資本を導入する台湾初の港湾運営会社となると述べた。
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