ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

統一集団、上海のアパレル業者を買収


ニュース 商業・サービス 作成日:2011年3月30日_記事番号:T00029091

統一集団、上海のアパレル業者を買収

 食品最大手、統一企業(ユニ・プレジデント)は29日、中国アパレル大手の上海東方鰐魚服飾などから、シンガポールブランド「CARTELO(カルテロ)」を展開する上海卡帝楽鰐魚実業の株式100%を6億3,000万人民元(約80億円)で取得するなど、中国で子会社を通じて計67億5,400万台湾元(約190億円)を投資したと発表した。グループ初の中国アパレル業者への出資について統一主管は、「食品業以外に小売事業の展開を早める」と語った。30日付蘋果日報が報じた。

 このほか、今回の投資のうち本業の食品関連10社への追加投資に計39億1,900万台湾元を投じた。うち飲料メーカーの今麦郎飲品には1億人民元を追加出資し、持ち株比率を15.93%に拡大した。

 なお統一グループの中国事業を統括する香港上場子会社、統一企業中国控股(ユニ・プレジデント・チャイナ・ホールディングス)の昨年の売上高は125億9,000万人民元で前年比38.2%増となったが、純利益は原料相場高騰を受け、5億1,900万人民元で前年比26.4%減少した。