ニュース 家電 作成日:2011年3月30日_記事番号:T00029096
明基友達グループ、明基電通(BenQ)は今年、中国での液晶テレビ販売に注力し、前年比倍増となる12万台の出荷を目指す。同社は中国市場で既に一定の知名度を確立できたとして、今後はチェーン店ではない一般電器店での取り扱いを強化する方針だ。華東地区の蘇州(江蘇省)やアモイ(福建省)を中心に、2~3級都市から4~5級都市へと放射状に販売網を広げる戦略を採る。30日付工商時報が伝えた。
BenQ「Eシリーズ」は、RDP技術採用でまぶしさを抑え、高コントラストを実現し快適な視聴環境を提供するとうたう(同社提供)
また陳其宏・製品技術センター総経理は、昨年好調だった中東で政情不安が広がっており、消費市場にも多少影響が出ると指摘。しかし同社は今年、台湾、中国、欧州市場をけん引役として、液晶テレビの世界出荷台数で、前年比60~70%成長の40万~50万台を目指す。
なおBenQは29日、発光ダイオード(LED)バックライト採用の液晶テレビ新製品「Eシリーズ」を発表した。友達光電(AUO)の新技術、RDP(反射防止パネル)を搭載。BenQは今後も偏光方式3DパネルなどAUOの新技術を商品化していく方針だ。
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