ニュース 電子 作成日:2011年3月30日_記事番号:T00029099
ノートパソコン大手のデルは、生産委託価格上昇に伴い、これまで生産委託先に一任していた部品調達を自社で行う方針に転換したもようだ。30日付経済日報が伝えた。
デルは近年、人件費を削減するため、部品の調達を生産委託先に一任する方針を取ってきた。しかし、生産委託価格の上昇でコストが増大することを懸念し、ビジネス機種を対象に、部品調達もデル本体で行う方針に転換した。業界は自社調達の動きが普及モデルや他社にも広がるかを注視している。
デル向けの部品は、▽双鴻科技(オーラス・テクノロジー)、放熱モジュール▽超衆科技(CCI)、放熱モジュール▽可成科技(キャッチャー・テクノロジー)、合金製筐体(きょうたい)▽新日興(SZS)、ヒンジ──などが、台湾のパソコン受託メーカーに納品していた。
部品メーカー各社は、デル本体による調達価格は、受託メーカーへの納品価格に比べやや上積みが期待できるとして、決定を歓迎している。
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