ニュース 電子 作成日:2011年3月30日_記事番号:T00029101
パソコン大手、宏碁(エイサー)の創業者、施振栄前董事長は29日、スマートフォンやタブレット型パソコンの登場で、従来型のパソコン産業に影響が及んでおり、業界首位の座を争うことはもはや重要ではないと指摘した。30日付経済日報が伝えた。
施前董事長は国家文化芸術基金会の行事に出席した際、エイサーの経営戦略に触れ、「新たな創造と思考で増益を目指すべきで、量的な成長だけを目指すべきではない」と強調した。
米アップルの攻勢などにより、エイサーは2四半期連続で業績見通しを下方修正している。施前董事長は「エイサーの勝利の方程式は長年使い過ぎた。アップルの製品が科学技術産業に新たな考え方をもたらした。外部環境は変化しており、エイサーの改造も急がなければならない」と指摘した。
施前董事長は既に経営の一線から退いており、このほど国家文化芸術基金会の董事長に就任している。
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