ニュース 電子 作成日:2011年3月30日_記事番号:T00029103
サファイア基板大手の並木精密宝石(東京都足立区)は、東日本大震災後の計画停電で生産に影響が懸念されるため、台湾企業への生産委託を打診しているもようだ。30日付工商時報が伝えた。
同社は東北電力管内の秋田県湯沢市、青森県黒石市に工場を保有している。現時点で計画停電は実施されていないが、今後夏場にかけて、停電が実施される可能性がある。サファイア結晶の生成過程は連続作業が必要で、中間に停電があると、生産ができなくなる。このため、場合によっては、日本メーカーがサファイア結晶を欧米から輸入し、生産を外部委託することも考えられる。
同社は現在、兆遠科技(クリスタルワイズ・テクノロジー)、晶美応用材料(クリスタル・アプライド・テクノロジー)」などと接触している。生産委託量、期間などは交渉中で、実際に生産委託が行われるかは、東北地方の電力供給状況によって決まる見通しだ。
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