ニュース その他分野 作成日:2011年3月31日_記事番号:T00029109
中台の海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)アーリーハーベスト(早期実施措置)による関税引き下げがスタートした今年、1〜2月の台湾から中国への輸出総額が前年同期比17.2%増の189億4,000万米ドルに達したことが経済部国際貿易局(国貿局)の統計によって明らかとなった。なお、中国側の統計では、台湾からの同期輸入総額は同20%増の182億7,900万米ドルで、うちアーリーハーベスト対象品目の輸入額は同28.47%増加した。31日付中国時報などが伝えた。
卓士昭・国貿局長は、中国の輸入市場で1〜2月、台湾は昨年12月の11.18%から12.27%へと国・地域別シェアを拡大したことを挙げ、「台湾製品はこれまで日韓製品に押され気味だったが、ECFA発効により明らかなシェア拡大が見られる」と強調した。
アーリーハーベストによる関税引き下げ措置を受けるために台湾企業が申請し、発給された原産地証明書は、今年1月1日〜3月28日までで累計6,469件(工業製品6,328件、農業製品141件)、輸出額にして11億4,300万米ドルに上った。
工業製品の原産地証明書発給額の内訳は、▽石油・化学、7億2,800万米ドル▽機械、1億8,900万米ドル▽金属、1億1,000万米ドル▽紡績、4,400万米ドル▽電機、3,700万米ドル──。
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