ニュース 建設 作成日:2011年3月31日_記事番号:T00029114
台北市政府は30日、松山たばこ工場跡地に建設を予定している台北文化体育園区(通称・台北ドーム)の環境影響評価委員会を開き、民間の委員の大半が反対意見を示したため、遠雄集団(ファー・グローリー・グループ)側に追加説明を求め、再審査を行うことを決議した。これにより、建設計画がさらに遅延することは避けられなくなった。31日付聯合報が伝えた。
民間の委員からは、開発規模が大きく、周辺の交通への影響を懸念する声が上がったほか、一部委員からは「誤った政策決定だ」と、計画自体を全面否定する意見も出た。環境影響評価委員会の委員は、市政府側4人、外部10人の計14人で構成されているが、外部委員のうち8人が反対に回っており、今後の審査は極めて難航が予想される。
遠雄集団の事業推進会社、遠雄巨蛋の李柏熹総経理は「(再審査を決めた)決議は遺憾だが、決議に従い説明資料を追加提出する」と説明した。
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