ニュース 金融 作成日:2011年3月31日_記事番号:T00029115
行政院金融監督管理委員会(金管会)の担当者は30日、高額天災保険契約の保険料率を国際水準に合わせて引き上げることを柱とする新基準を決定したことを明らかにした。企業の保険料負担が少なくとも40%増加する見通しだ。31日付工商時報が伝えた。
同時に高額天災保険契約の定義も契約額30億台湾元から300億元(約840億円)に引き上げられる。業界団体の中華民国産物保険商業同業公会(産険公会)によると、現在の保険料率は大半が0.02~0.05%だが、300億元以上の契約に関しては、国際的な再保険料の水準に合わせ0.07~0.1%へと引き上げられる見通しだ。
契約額の定義が300億元に引き上げられることで、影響を受けるのは大企業100社程度に限られる。
産険公会は4月から企業に新たな保険料率について説明し、7月から適用を見込んでいる。
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