ニュース 石油・化学 作成日:2011年3月31日_記事番号:T00029118
台塑集団(台湾プラスチックグループ)の王瑞瑜・総管理処副総経理は経済日報の取材に対し、中国の第12次5カ年計画(2011~15年)でエネルギー、バイオ医薬の両分野を有望視していることを明らかにした。31日付同紙が伝えた。
エネルギー分野では、台塑長園能源科技(フォルモサ・エナジー&マテリアル・テクノロジー)が展開するリチウム鉄電池事業で、グループの経営資源を生かし、内製率を60%以上に高めていく方針だ。
王副総経理は「第12次5カ年計画は、リチウム鉄電池の開発を奨励しており、5年間で需要は17万7,000トンに上る見通しだ。リチウム鉄電池は電気自動車向けの需要を見込む」と説明した。
台塑長園の生産能力は現在月160トンで、年内に同440トンまで拡大する方針だ。
バイオ医薬分野では、台塑生医科技(フォルモサ・バイオメディカル・テクノロジー)の検査試薬、人工骨が既に中国市場で販売されており、東南アジア、欧米への販路拡大を目指す。
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