ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年3月31日_記事番号:T00029122
ステンレス大手、燁聯鋼鉄(YUSCO)は30日、原料のニッケル国際価格の下落を受け、4月のステンレス価格を3%~3.3%引き下げると発表した。引き下げ額は主力の300系熱延・冷延コイルで、台湾向けが1トン当たり4,000台湾元(約1万1,000円)、輸出向けが同100~130米ドルで、その他製品は据え置きとなった。YUSCOは今年に入り3カ月連続で値上げを行っており、今回は今年初めての値下げとなる。31日付経済日報が伝えた。
YUSCOの値下げについて証券会社は、ステンレス市場がオフシーズンを迎えたことを宣言するものと指摘した。今後川下メーカーも追随するとみられる。
またYUSCOは、台湾の3大ステンレス輸入先の日本が東日本大震災により生産能力にダメージを受けたことに伴い、今後日本メーカーから台湾メーカーへの発注切り替えが進むみている。
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