ニュース 電子 作成日:2011年3月31日_記事番号:T00029123
POS(販売時点情報管理)システム用機器の最大手、飛捷科技(フライテック・テクノロジー)は30日、華亜科技園区(新北市林口区)で新工場の上棟式を行った。同工場は当初、2012年初めに稼働予定としていたが、同社は今回、スケジュールを早め同時期には量産に入ると表明した。受注や稼働状況が順調ならば、IBM、NCRなど海外大手に並び、世界3位入りが果たせると見込む。31日付電子時報などが報じた。
フライテックは新工場設置について、北米の景気が安定しているため、POSシステム関連の需要も徐々に回復しているほか、顧客のニーズも多様化し、既存工場では不十分なためと説明した。生産ラインは旧工場から移設する3本に新たに1本が加わるのみだが、その後も受注状況を見ながら拡充を進める予定だ。
フライテックはPOS機器のほか、情報キオスク端末や液晶パネルにパソコン機能を内蔵したパネルPCなどを手掛ける。10年の連結売上高は前年比33%増の32億台湾元(約90億円)で、純利益は同6%増の5億8,000万元だった。
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