ニュース
その他製造
作成日：2007年10月1日_記事番号：T00002913
グラクソ、台大医院と臨床試験センター
製薬大手のグラクソ・スミスクライン（ＧＳＫ）は９月29日、国立台湾大学医学院附設医院（台大医院）と共同で「ＮＴＨＨ－ＧＳＫ臨床研究開発センター」を設置すると発表した。30日付経済日報が伝えた。
契約式に臨んだＧＳＫバイオロジカルのハンス・ボック副会長は、「台大の臨床研究レベルを評価し、ＧＳＫはアジア太平洋地域で初めて病院と共同で臨床研究拠点の設置を決めた」と述べた。
ＧＳＫは当初、台大と協力し、竹北バイオ医学園区にＢＯＯ（建設・所有・運営）方式でインフルエンザワクチンの研究開発拠点を設置することを検討したが、台湾でのワクチン生産計画が頓挫したのに伴い断念。これに代わる構想として、臨床研究拠点の設置が浮上した。
