ニュース 電子 作成日:2011年3月31日_記事番号:T00029132
31日付工商時報によると、液晶パネル最大手、奇美電子(チーメイ・イノルックス)は今年、スマートフォン向けなどで出荷が急増する中小型パネル(タッチパネル含む)で、昨年から世界首位となっている出荷枚数と同様、売上高でも韓国のサムスン・モバイル・ディスプレイ(SMD)を上回り首位となる可能性がある。
奇美電は昨年の3社合併を機に出荷が急増、特に中小型パネルは昨年通年の出荷枚数が4億枚を超え、SMDの約3億枚を大きく上回った。ただ同パネルの売上高は750億台湾元(約2,100億円)で、SMDの800億~900億元をやや下回った。
同社は今年、設備投資額1,000億元のうち、中小型の生産増強に300億元を投入する。第2四半期から第5世代工場にIPS方式技術を導入、スマートフォン向け3.5インチ製品やタブレット型パソコン向けパネルなどを量産する。ハイエンド製品が増えることで中小型パネルの売上高は昨年の2倍の1,500億元に達する可能性もあると証券会社はみている。
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