ニュース 電子 作成日:2011年3月31日_記事番号:T00029133
31日付経済日報によると、友達光電(AUO)が、アップルからタブレット型パソコン「iPad2」向け9.7インチ液晶パネルを受注したもようだ。受注価格は他の同サイズパネルの3〜4倍で、出荷量は1カ月で300万枚に達するとされ、今後AUOの業績の主力となりそうだ。既に日立ディスプレイズからIPS(横電界)方式の液晶技術を取得し、台中第5世代工場(L5C)で生産を開始しているとみられる。ただAUOは観測について「特定の製品についてはコメントしない」としている。
業界関係者によると、これまでiPad用液晶パネルの主要サプライヤーはLGディスプレイ(LGD)とサムスン電子の韓国2社で、これに日本メーカーが加わっている。今回、AUOが受注を獲得した背景には、サムスンがタブレットPCでアップルの競合となっていること、および日本メーカーが東日本大震災により生産に影響が出ていること、さらに「iPad2」が25日に世界25カ国で販売を開始したことでパネル供給が不足していることがあるとみられる。
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