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台湾でもヨウ素131、空気中からごく微量


ニュース 社会 作成日:2011年4月1日_記事番号:T00029139

台湾でもヨウ素131、空気中からごく微量

 原子力行政を担当する行政院原子能委員会(原能会)は3月31日、台湾北部、南部の空気中から放射性ヨウ素131がごく微量検出されたと発表した。原能会は健康への影響は全くないと説明している。1日付中国時報が伝えた。

 原能会は放射能に対する市民の懸念を解消するため、台湾電力に依頼し、22日から28日にかけ、通常より数百倍の検知能力で放射性物質を観測した。その結果、北部で0.0002ベクレル、南部で0.0006ベクレルのヨウ素131を観測した。

 原能会の黄慶東副主任委員は「放射線量は非常に低く、この空気を1000年吸い続けて、レントゲン検査1回分だ」として、健康への影響はないことを強調した。

 中央気象局は、東電福島第1原発から偏西風に乗り、地球を一周して到達したもので、直接日本から飛来したものではないとみている。