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リチウム鉄電池の長泓能源、中科に工場建設へ


ニュース その他製造 作成日:2011年4月1日_記事番号:T00029150

リチウム鉄電池の長泓能源、中科に工場建設へ

 リチウム鉄電池メーカー、長泓能源科技は、31億4,000万台湾元(約90億円)をかけ、台中市の中部科学工業園区(中科)后里園区に新工場を建設する。1本目の生産ラインは11日にも着工する見通しだ。1日付工商時報が伝えた。

 陳明徳同社董事長によると、工場予定地は5ヘクタールで、4本の生産ライン設置を計画している。1本当たりの月産能力を当初800万アンペア時(Ah)とし、4本合わせた年産能力は3億2,000万Ah。来年6月から年にライン1本ずつ量産を開始する予定で、1本目は既に受注で埋まっているという。

 同社が手掛けるリチウム鉄電池セルは、主に電気自動車(EV)や電動バイク、太陽光発電の蓄電池、無停電電源装置(UPS)、照明などに使われる。同社はまず蓄電設備向けを主力に事業展開する方針だ。