ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年4月1日_記事番号:T00029154
自動車部品最大手の東陽集団は31日、中国自動車大手の奇瑞汽車(チェリー)との合弁部品メーカー「蕪湖幼獅東陽汽車塑料零部件」に対する持ち株50%を、5,000万人民元(6億4,000万円)で売却したと発表した。売却先はカナダの自動車部品メーカー、マグナの香港法人と常熟市汽車飾件で、それぞれ30%、20%の株式を譲渡した。1日付経済日報が伝えた。
マグナへの株式売却は、東陽集団が中国市場で協力関係を拡大することが狙いだ。マグナはメルセデスベンツ、BMW、アウディなど欧米系の主要自動車メーカーに部品を納入しており、上海に技術センターを設置している。東陽集団はマグナとの提携で、欧米系自動車メーカーへの販路拡大が可能となる見通しだ。
東陽集団は2004年に奇瑞汽車と合弁で蕪湖幼獅東陽を設立した。今回は奇瑞汽車側の了解を得た上で、持ち株の処分を決めた。東陽集団は220万米ドルの売却益を計上する。
東陽集団の中国事業での収益は、2009年の収益全体の18%から昨年は34%に拡大した。
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