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トヨタ車の台湾生産・輸入、震災で3月は2千台減少【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年4月1日_記事番号:T00029155

トヨタ車の台湾生産・輸入、震災で3月は2千台減少【表】

 トヨタの台湾総代理、和泰汽車は31日、東日本大震災の影響で日本からの部品供給が滞ったため、3月は台湾での生産台数が約1,200台減少したことを明らかにした。また同月は日本からのトヨタ車およびレクサス車の輸入も約1,100台減少した。1日付工商時報などが伝えた。

 今回の和泰汽車の供給減についてアナリストは、台湾生産車を1台70万台湾元(約200万円)、輸入車を1台250万元として計算すると、その影響は約36億元に上るとしている。しかし、謝富来・和泰広報担当は「供給量が減ったのは人気車種で、常に納車待ちとなっているため、短期的に業績に影響が出ることはない」と強調した。

 また同社は、電子部品、ゴム、プラスチックなど多くの部品・材料の日本からの供給に影響が出る見通しで、現段階で不足は起きていないが、当面は残業を停止することにより生産量を調整している。また、日産車を生産する裕隆汽車や台湾ホンダも同様の措置を講じている。