ニュース 電子 作成日:2011年4月1日_記事番号:T00029160
友達光電(AUO)の彭双浪副総経理は31日、アップルのタブレット型パソコン「iPad2」向け9.7インチ液晶パネルを受注したという同日付経済日報の観測記事について、「まったくの作り話だ」と否定した。1日付工商時報が伝えた。
彭副総経理は、報道された月間300万枚という出荷量も「現在の生産能力で受けられる規模でない」と語った。工商時報の計算によると、生産準備中と報じられた台中第5世代工場(L5C)で生産できる量は、歩留まり率60%として9.7インチで180万枚程度に過ぎない。
AUO広報も、日立ディスプレイズからIPS(横電界)方式の液晶技術はまだ取得していないと報道を否定した。このため工商時報は、「iPad2」や次世代機種向けパネルの受注には、一定程度時間がかかる見通しだと指摘した。
「iPad2」パネル受注観測が報じられ、同日のAUO株は前日比4.9%高の25.7元で引けた。
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