ニュース 電子 作成日:2011年4月1日_記事番号:T00029163
HSBC(香港上海銀行)系の証券会社、HSBCセキュリティーズ台湾地区研究部の頼恵娟主管は31日、非アップル陣営のタブレット型パソコンの需要量は1,000万台しかないとして、メーカー各社が大量の在庫を抱える恐れがあると警告した。1日付工商時報が伝えた。
同社は世界のPC需要予測を下方修正し、タブレットPCの出荷台数が当初予測の6,000万台を下回る5,500万台にとどまると予測した。内訳はアップルのiPadが全体の82%の4,500万台を占め、非アップル陣営の出荷台数は当初予測の半分の1,000万台にとどまるとした。
頼主管は「宏碁(エイサー)、華碩電脳(ASUS)、聯想(レノボ)などがタブレットPC市場をこれほど楽観していることに懸念を感じる。これらメーカーはコストをさらに15~20%引き下げ、ハード・ソフト両面で設計を強化しない限り、iPadに太刀打ちできない」との厳しい見方を示した。
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