ニュース 電子 作成日:2011年4月6日_記事番号:T00029186
ノートパソコン受託生産大手、緯創資通(ウィストロン)は1日、増資による総額105億~123億台湾元(約309億〜362億円)の資金調達計画について、募集期限を6月30日まで延期したと発表した。米アップルのタブレット型パソコン「iPad」の影響で、ノートPC業界の先行きが不透明となり、株価が下落していることが理由とみられる。2日付工商時報が伝えた。
ウィストロンは昨年、5,000万~6,000万株の新株発行で33億元、1億2,000万~1億5,000万株のGDR(グローバル預託証券)発行で72億~90億元を調達することを董事会で決議していた。
しかし、同社株価は決議当時の61.5元から1日時点の47元へと23.5%も下落している。株式公募価格は直近株価を参考に決められるため、資金調達規模は当初見通しを下回る80億~98億元程度にとどまる可能性があり、現時点での増資は得策ではないと判断したとみられる。
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