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TIのナショナル・セミコン合併、台湾では悲喜交錯【表】


ニュース 電子 作成日:2011年4月6日_記事番号:T00029190

TIのナショナル・セミコン合併、台湾では悲喜交錯【表】

 米アナログIC大手の米半導体大手テキサス・インスツルメンツ(TI)は4日、同業のナショナル・セミコンダクターを65億米ドルで買収すると発表した。TIは世界の半導体業界で3位に躍進する見通しだ。これに伴い、台湾のアナログIC設計業者は価格圧力が強まることを警戒している。6日付工商時報が伝えた。

 特に立錡科技(リッチテック・テクノロジー)、致新科技(グローバル・ミックスドモード・テクノロジー)、通嘉科技(リードトレンド・テクノロジー)など台湾のアナログIC設計業者は、価格支配力を強化したTIからの値下げ圧力が強まることを警戒している。

 一方、TIの生産委託先の台湾積体電路製造(TSMC)、聯華電子(UMC)、パッケージング・テスティング(封止・検査)業務委託先の日月光半導体製造(ASE)、欣銓科技(アーデンテック)などは受注増加が期待される。