ニュース 電子 作成日:2011年4月6日_記事番号:T00029191
4月のIT(情報技術)製品用液晶パネル価格は3〜5%上昇するとの見通しが市場調査機関、ディスプレイサーチによって示された。第1四半期、現金コスト近辺での価格横ばいが続いたITパネルは、液晶モニターメーカーで3月から在庫積み増しが始まったほか、ノートPCメーカーによるインテルの新型プロセッサー「サンディ・ブリッジ」搭載の新機種生産計画により需要が高まっている。5日付工商時報が伝えた。
また東日本大震災の影響による部品の供給不足懸念も価格上昇の一因だ。パネルメーカーは、ITパネルおよび中小型パネルへの影響が大きく、4月までの在庫は十分で、影響が出るのは5〜6月になると説明している。
一方液晶テレビ用パネル価格は、3月下旬に37〜46インチで1〜2%下落したものの、下落幅は縮小しており、中国の労働節(メーデー、5月1日)連休や、3月から大手ブランドが発光ダイオード(LED)バックライト搭載テレビの新機種を相次いで発売していることから需要が高まり、4月には下落に歯止めがかかる見込みだ。
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