ニュース 電子 作成日:2011年4月6日_記事番号:T00029192
6日付工商時報によると、ファウンドリー世界2位の聯華電子(UMC)は、今年予定する設備投資18億米ドルの9割近くを、南部科学工業園区(南科)「Fab 12A」とシンガポール「Fab 12i」の12インチウエハー工場2基の生産能力拡充に投じるもようだ。ある設備業者によると、同社は今年末までに12インチ工場の月産能力を10万枚まで、2012年下半期にはさらに同15万枚まで拡大する計画とされる。
一方、UMC超えを目標に掲げる米グローバルファウンドリーズ(GF)は今年、生産能力増強に54億米ドルを投じる計画で、同社12インチ工場の月産能力は来年末には最大19万枚に達する見込み。UMCの工場拡張の動きは、これに対抗するものとみられる。
UMCの計画では、12年時点での12インチ月産能力がGFより4万枚少ないが、8インチウエハーではGFより20〜30%多く、中国・江蘇省蘇州市の同業、和艦科技の合併が実現すればその差は40〜50%に達する見込みで、世界2位の地位を維持できる見通しだ。
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